サスペリアpart2/ある子供


長い感想文を書くことはできないが、「いい」とおもった映の感想軽く書きます。今回は全く関連性のない2作。一つはイタリア。一つはベルギー・フランス。

 

 

サスペリアpart2/ダリオ・アルジェント/1975


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 事情あってこの日かなりグロいものを見て、「こんなのホラー映画なんて目じゃない」って思ったので、試しに怖がってみてなかったホラーの名作、見てみました。見れました。思ったより怖くなかった・・・けど、最後怖かった。

私初めの絵画に全く気付かなかったんですよね。だからぞわあ!っとしました。もろ犯人のかおを出すという大胆さに脱帽します。

この後ちょっと怖くなって、glee見て中和しました笑また書きたいですけど、gleeってほんといい中和剤になってくれるんです。すごい暗い話だったり、怖かくてもgleeで笑えばなんか大丈夫になります。

話それましたが、確かに、物語そのものは平凡だけど、映像や演出が芸術的な感じ。こういうアートなホラー映画というのにまだ見慣れてないんです。ただ「怖いなあ〜」みたいな感じで笑、「この小道具や舞台がゾクゾクする!」という見方ができるようになりたいです。

個人的には、最初の女魔術師が出てくるシーンから殺されるくらいまではかなり緊迫してみてましたが、だんだんちょっと飽きてきちゃいました笑グロいシーンは、初めてめをそらさずに見れました。殺害描写を丁寧に書いてるのは嫌だけど、この日本当の血をいっぱい見たので、「んーペンキの色だあ。わざとこういう現実離れした色にしてんのかな?」とか思いながら冷静に見れました。

存在感があったなのは、記者のジャンナ。ホラー映画にぴったりな感じのビジュアル。調べたら、監督の元パートナーで、製作にも参加してたんですね!どおりで。あと一瞬出てきたカルロの彼氏(?)。中性的で、すごく素敵だった。

 

ある子供/ダルデンヌ兄弟/2005 


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 u-nextで見放題。パルムドール受賞作と聞いて、みました。初めの方は、この間の多さの中にどんな心理描写があるのかわからない!難しい映画だなあと思いましたが、途中から主人公のブリュノがどうしようもない奴なのではなく、すごおい子供なんだとわかり、(「ある子供」って彼なのかあとわかり)ソニアに「愛している」って言ったのは彼にとっては、都合のいい嘘じゃなかったんだなあとか、子供を売るっていう最悪のことをした理由もわかりましたし、ブリュノにちょっと感情移入してしまいました。

最初はソニアひたすらかわいそう・・・、ブリュノがすごい裏表のあるやつなの?だったらすごい嫌な映画だなあと思ってたので、なんだか安心して、お金ないのに彼女にお揃いのジャンパー買ってあげたり、一緒に盗みを働く相手が子供だったりするところがかわいいなあとか思ってしまいました。金銭感覚も道徳もないこの主人公はすごく純粋で魅力的。

あと、よかったのがファッション!女の子の赤いセーター、ミニスカート、ジャケット、

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主人公のジャンパー(紺・赤)がすごくおしゃれ!ブランドのカタログを見ているような気分になった。お金ないのに、ヨーロッパとかその辺りってこんなに可愛いカッコできるのかな?売ってる服のセンスの標準がすごく高いのかも。